〜津黒山(つぐろせん）・山乗渓谷〜
2005年11月20日
標高1118ｍの津黒山は岡山県，湯原奥津県立自然公園の一角にあり、この山もまた鳥取県境にそびえる。
ツグロは中国地方の方言「稲群」に由来し、これはなだらかで大きな山容を藁塚に見立てたといわれている。
岡山は晴、鳥取は曇りとの天気予報にまずまずの天気だと期待して家を出たが
県北に向かうにつれて深い霧に覆われる。山のふもと中和（ちゅうか）村に着く頃
やっと霧が切れだした。
登山口へは津黒高原スキー場を通過して広域林道を上る
山に入るといきなりの急登
道は植林地帯で展望はきかない。所々に岩の転がった薄暗く滑りやすい檜林を
幹に巻きつけられた赤いテープを道しるべにひたすら登る。
30分も登っただろうか上から水滴が・・・
とうとう雨かとおもったが足元にまさかの雪発見、上からはバサッと雪の落ちる音。
雪は昨夜の冷え込みで降ったのだろうか。山頂が近づき落葉樹林に入るとますます雪が深くなる。
真新しいウサギの足跡も付いた道をゆっくり登る。
頂上
山頂はネガマリダケ、チマキザサのひろがる草原ときいたがきょうは約20ｃｍの雪に覆われている。
今冬最初の雪景色に・・・感動！
空は刻々と変化する。360度の眺めもまた刻々と移り変わる。
頂上で雪景色を堪能し下山は
足元の植物を見ながらのんびりと
